精一杯人間に化けているつもりの子竜。
無邪気で人懐こい。
鳥のような羽根ではなく、基本的に全身ふかふか。
毛むくじゃらの手が目立たないよう普段は布で隠している。
生まれてすぐに、母竜が飛行中落雷にて死亡。
路頭に迷っていたところをクロに保護される。
そのまま山奥でクロと2年の月日を共にするも、
クロに追っ手が迫りやむなく離れ離れに。
約束の3年を過ぎてなお
戻らないクロを捜しに山から下りてくる。
街まで出てきたものの右も左も分からず
途方に暮れていたところをサグに保護される。
サグから冒険者の存在を聞き、
冒険者になりクロを捜す事にするも、書類の記入に悪戦苦闘。
クロはオイに名前をつけておらず、
サグの、今までなんと呼ばれていたかという質問に
記憶を辿った結果が「オイ」
書類上男に丸をつけたものの、
種族的に性別は成竜になるまで分からない。
ゴルロア上でハタチを越えるくらいになれば
もう少し女の子らしくなってくる予定。
一人称はボク。
首から提げてるのはサグの家の鍵(居候中)
無くさないようにと紐を通してぶら下げられている。
書類上15歳ではあるものの、
実質は、生まれてまだ5,6年の子竜。
言葉も、生活するうえでの知識も、
まだまだ不足している無垢な存在。